About Project
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取り残された部屋の
慣れ親しんだ匂い。
消えればいい。
気持ちが悪い。
かけてくれた上着は、まだまだ染まりきれてない証。
そんな生半可な覚悟じゃ、
私みたいに汚れきれない。
まだまだきれいだよ。
「……っくそ!!」
投げ捨てたライター。
反応のない室内は、私には冷たすぎた。
「…サラ…」
反芻される記憶。
その顔で、
その声で、
私を呼ぶな…
届かない想いほど、
重いものなんて、ないって
私にいうな。
そんなの、
私が一番よく知ってる。
さよなら、Baby。
きっともう、私はあんたのところには現れない。
(ほんとうは)(私が一番のお子様なのかも。)
END